前田建設工業は約110億円を投じて、茨城県取手市に保有するゴルフ場跡地に新研究所「Maeda Innovation Center」(仮称)を新設する。五輪後の需要急減をにらみ、新たな収益基盤育成のため、道路をはじめインフラ整備に必要な新技術を研究・開発し、維持管理の受注につなげる。
実験棟2棟、オフィス棟1棟、取引先企業との交流を目的とした建物を1棟建設予定で、稼働時期は2018年を目指している。新研究所には外部企業の技術を活用する「オープンイノベーション」を推進。一部を外部に開放することで、ベンチャー企業が持つ計測技術などの建設業への応用方法を探るという。
前田建設 五輪後の新たな収益基盤を強化
項目 | 内容 |
投資金額 | 110億円 |
対象 | 取手市に新研究所建設 |
稼働時期 | 2018年 |