小松精練は、炭素繊維を使った耐震補強材を事業化する。炭素繊維とガラス繊維を組み合わせて樹脂加工した棒状の炭素繊維複合材を開発した。棒状の炭素繊維の耐震補強材は日本の建築基準法ではまだ建材と認められていない。2018年までの認定を目指し、売上高100億円規模の事業に育てる計画。

小松精練はリフォーム需要が高まる建築分野で、炭素繊維を事業の新しい柱に育てる。


小松精練 炭素繊維を使った耐震補強材を事業化

  計画
製品 炭素繊維の耐震補強材
売上高 100億円
時期 2018年までに実用化


小松精練の業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 380億円 14億円 10億円 - - -
2014年 366億円 9.5億円 6.3億円 332億円 449億円 72.6%
2013年 367億円 9.9億円 7.7億円 321億円 433億円 71.9%
2012年 359億円 18億円 12億円 315億円 429億円 71.5%
2011年 372億円 23億円 14億円 301億円 434億円 67.5%