三洋化成工業は2015年9月29日、約110億円を投じてマレーシアで紙おむつ原料になる吸水性樹脂(SAP)の新工場を建設すると発表。子会社を通じて2015年10月に、マレー半島南部のジョホール州でSAPを生産・販売する新会社を設立する。

新工場は、2016年5月に着工し、18年夏の稼働を予定。生産能力は8万トンを計画しており、グループにおけるSAPの年間生産能力は、現在の日本13万トン、中国23万トン、合計36万トンから、2割増の44万トンとなるもよう。
 

三洋化成 マレーシアに高吸水性樹脂工場設置

項目 内容
投資金額 110億円
対象 マレーシアに高吸水性樹脂の新製造拠点設置
生産能力 8万トン
稼働時期 2018年夏