中国財務省は、2015年9月7日、株式を1年以上保有した投資家について、配当に対する個人所得税の課税を免除すると発表した。実施は2015年9月8日から。投資家が長期にわたって株式を保有するように促し、乱高下する株式市場を安定させる狙い。
また、上海・深圳証券取引所と中国金融先物取引所は、上海・深圳の主要300銘柄で構成する株価指数先物「CSI300」があらかじめ決められた上下限に達した場合、全銘柄と株価指数先物の売買を一定時間停止する「サーキットブレーカー」制度を導入すると発表した。
中国 株価安定策
項目 | 内容 |
中国財務省 | 株式1年以上の保有で個人所得税の課税を免除 |
上海・深圳証券取引所 | サーキットブレーカー制度を導入 |
中国金融先物取引所 |