損害保険ジャパン日本興亜は、2016年3月期の資産運用計画を決めた。投融資総額は約1000億円。日銀の金融緩和で金利が下がり、国債での収益が減少する中、投資先を多様化して高い利回りの確保を目指す。
インフラに500億円配分。空港など国内外のインフラに投資するファンドに出資したり、海外の大型事業向け融資団に参加したりする。また、再生可能エネルギーや不動産、介護、医療事業などに投資するファンドにも投資する。ヘッジファンド型運用に250億円配分。債券や為替の先物に投資し、相場動向にかかわらず、プラスの運用益確保を目指す。原油など商品相場に投資するファンドにの200億円を配分する。
損害保険ジャパンの資産運用計画
投融資対象 | 金額 |
インフラ | 500億円 |
ヘッジファンド | 250億円 |
商品ファンド | 200億円 |