総務省は、指紋認証による決済ソリューションを開発するベンチャー企業リキッドに2014年度予算と2015年度予算案で最大1億円を支給。2015年春から数十万人を対象に自分の指紋だけで現金を引き出せたり商品を買えたりする個人認証の実証試験を始めるもよう。日本経済新聞が報じた。
指紋認証は指紋のかたちで個人を識別する仕組み。現行の技術ではクレジットカードなどの情報で個人を認証した後に本人確認のために使われているが、新技術ではカード無しで認証できるという。
1枚当たり数百円から数千円とされるカード発行コストがなくなる可能性があるとしている。