カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2015年2月2日、デジタルカメラの出荷統計を発表した。2014年の出荷台数は31%減の4343万台。一眼レフとミラーレス一眼を合わせたレンズ交換式は19%減の1384万台、コンパクト機は31%減の4343万台だった。スマートフォンとの競合で需要が落ち込んだ。また、出荷額は18%減の9645億円だった。
2015年は20%減の3470万台を見込む。
デジカメ出荷台数推移
2013年 | 2014年 | 2015年(予) | |
出荷台数 | 6283万台 | 4343万台 | 3470万台 |
レンズ交換式 | 1713万台 | 1384万台 | 1300万台 |
コンパクト | 4570万台 | 2959万台 | 2170万台 |
出荷額 | 1兆1684億円 | 9645億円 | - |
参考
2014年度の手ぶれ補正付きスマートフォンの世界出荷台数は前年比3倍以上の1億台に達する見通し。スマートフォンのカメラに使う手ぶれ補正用部品アクチュエーター市場は日本勢が約60%のシェアを握っているもよう。
ミツミ電機は2014年に世界出荷量を前年比3倍の6000個に増加。アルプス電気も増産体制。