日本プラストは、2015年1月8日、自己株式の売出などで約50億円を調達すると発表。1月19日に処分価格が1株あたり888円に決定し、約33億円を調達する。16億円をテクニカルセンターにおける安全部品試験設備や新規受注車種対応などの設備投資に、8億円を伊勢崎工場で射出成型機などの設備投資に、1億円を富士工場で射出成型機などの設備投資に、5億円を短期借入金返済に、19億円を2014年8月に自社株買いのために調達した短期借入金の返済に充当する。発行済み株式総数20.7%にあたる402万5000株の自己株式を処分する見通し。


自己株式処分概要

項目 内容
払込期日 2015年1月26日~2016年1月29日
1単元株式数 100株
主幹事 みずほ証券
処分 350万株
オーバーアロットメント 52万5000株
処分価格 888円

【調達資金使途】

調達額 充当額 内容 期間
33億円 16億円 テクニカルセンターの設備投資 15年12月末まで
8億円 伊勢崎工場で射出成型機などの設備投資
1億円 富士工場で射出成型機などの設備投資
5億円 短期借入金返済 15年3月末まで
19億円 自社株買いで調達した借入金の返済


経営戦略 

自動車業界は低価格・軽量化の新興国市場と高品質・高機能・高意匠性の先進国市場という2極化が進んでいる。日本プラストは、北米・中国・アジアの生産能力を拡大。中国・タイではテクニカルセンターを設立し、顧客ニーズの対応力を強化する。日本では高効率自動化ラインの開発や革新的化菜畑の開発など生産技術領域への投資と、将来の安全法規動向を見据えた最新試験設備の導入やCADシステムの更新、3Dプリンタの導入など開発領域への投資を推進する。


業績

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2014年(予) 1230億円 33億円 17億円 - - -
2013年 1167億円 16億円 10億円 173億円 795億円 20.8%
2012年 941億円 ▲4.6億円 ▲36億円 165億円 648億円 24.5%
2011年 821億円 23億円 19億円 190億円 552億円 33.1%
2010年 854億円 37億円 29億円 175億円 509億円 32.9%