名古屋鉄道は、2014年11月25日、ユーロ建て新株予約権付き社債(CB)で400億円を調達すると発表した。調達する資金は、100億円を賃貸物件の取得に、100億円を車両の新造や駅の改良工事に、200億円を長期借入金の返済に充当する。

名古屋鉄道は、2014年10月にリニア中央新幹線の着工が認可され、中部圏での交流人口の増加が想定されることから、2027年の開通に向け、名古屋駅再開発に向けた準備に取り組むとしている。


CB発行

項目 内容
発行額 400億円
利率 0%
償還 2024年12月11日
転換価額 583円
株価 490円(2014年11月25日)

【調達資金使途】

充当額 内容 期間
100億円 賃貸物件の取得 ~2016年3月期
100億円 車両の新造や駅の改良工事
200億円 長期借入金の返済