制限条項付き転換社債。通常の転換社債は投資家が発行企業の株価水準などで株式に転換するかを判断できる一方、ココ債は発行する金融機関の自己資本比率がある水準に下がるなど、一定の条件を満たした場合、株式に強制転換されたり、元本を削減されたりする条項が付く転換社債。投資家のリスクが高まる分、利回りは高めに設定されている。
自己資本規制を強化する流れの中で、欧州銀行を中心に資本増強手段として広まっている。
ココ債 発行額推移
2013年 | 2014年 | |
ココ債発行額 | 150億ドル | 330億ドル |