タブレット端末の出荷台数は、2013年の1億9700万台から、2017年には4億6700万台に増加すると予測されている。米調査会社ガートナーは、2013年の世界出荷台数が1億9543万台となったと発表。世界出荷台数ベースのシェアは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載端末が61.9%、米アップルの「iOS」搭載端末が36%となった。 {タブレット端末市場の見通し} 調査会社IDCは、2014年のタブレット端末出荷台数の見通しを3.6%引き下げ、2億6090万台に修正した。消費者は性能が良く長持ちする高級機器に動いているとしている。また、2014年の平均販売価格は3.6%安となる見通し。高額製品の出荷台数の増加や消費者が超格安製品から離れているとしている。
2013年 2014年 2017年
出荷台数 1億9700万台 2億6090万台 4億6700万台
2012年 2013年 2014年
販売価格 ▲18% ▲15% ▲3.6%
{タブレット端末市場の推移} 【世界市場】 米調査会社ガートナーは、2014年3月3日、世界のタブレット市場調査結果を発表した。2013年のタブレットの世界出荷台数は前年比68%増の1億9543万台。米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載端末の世界出荷台数は前年比2.3倍の1億2096万台、米アップルの基本ソフト「iOS」搭載端末の世界出荷台数は前年比15%増の7040万台となった。また、世界出荷台数ベースのシェアはアンドロイドが61.9%、iOSが36%となった。
OS 2013年
出荷台数  合計 1億9543万台
 アンドロイド 1億2096万台
 iOS 7040万台
シェア  アンドロイド 61.9%
 iOS 36%
【日本市場】 調査会社MM総研によると、2013年の国内タブレット販売台数は前年比70%増の739万台となった。米グーグルの「アンドロイド」搭載端末は314万台、米アップルの「iOS」搭載端末は360万台となった。
OS 2013年
販売台数  合計 739万台
 アンドロイド 314万台
 iOS 360万台
調査会社ICT総研は、2014年6月24日、2013年度に国内で出荷されたタブレット端末は489万台から713万台に増加したと発表した。パソコンと同じソフトが使えるモデルが増えたことなどからノートパソコンから買い換える人が増えたとしている。2015年は1041万台となり、ノートパソコンの出荷台数852万台を逆転すると予測している。
2012年 2013年 2015年(予)
タブレット端末出荷台数 489万台 713万台 1041万台