米調査会社ディスプレイリサーチによると、4Kテレビの世界市場は2014年の170億ドルから2018年に476億ドルまで拡大する見通し。また、2013年10月22日に4Kテレビの世界市場予測を発表。2013年の127万台から2017年に2300万台と市場全体の10%弱まで拡大する見通し。日本市場では2013年の7万5000台から2017年に74万台に拡大する見通し。
NHKは2020年の東京五輪を見据え、家庭用8Kテレビの共同開発をメーカーに呼びかけ。三菱電機と8Kで放送するための新装置を開発する。NTTや富士通などは放送局から家庭に送られてきた4K、8Kの圧縮データを元に戻す半導体の開発に着手。KDDIと傘下JCOMは4K、8Kデータを現状のケーブル回線で伝達できる技術を確立。総務省は2014年に4K、2016年に8Kの試験サービスを始めたい考え。
4Kテレビ市場
地域 | 項目 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2017年 | 2018年 |
世界 | 市場 | 7518万ドル | 170億ドル | 311億ドル | 476億ドル | ||
販売台数 | 1万台 | 127万台 | 2300万台 | ||||
日本 | 販売台数 | 7.5万台 | 74万台 |
4K、8Kテレビにおける企業の取り組み
企業 | 内容 |
三菱電機 | NHKと組み8Kで放送するための新装置を開発 |
NTT | 4K、8Kの圧縮データを元に戻す半導体の開発に着手 |
富士通 | |
KDDI | 4K、8Kデータを現状のケーブル回線で伝達できる技術を確立 |
JCOM |