タイセイ(3359)は、2013年8月27日、東証マザースへの上場承認を受けた。9月17日に上場予定で、東証マザーズと福証Q-Boardの2市場でタイセイ株の売買が可能になる。
タイセイは全国の和洋菓子製造販売店、ベーカリー店、弁当店をターゲットにケーキ箱、レジ袋、包装紙、弁当容器、鮮度保持剤を提供している。約1万5000アイテムを掲載したカタログをダイレクトメールで送り、電話、ファックス、インターネットによる注文を受け、宅急便で配送を行っている。
主力の菓子包装資材業界は、コンビニスイーツの台頭により菓子店が苦戦していることやインターネット通販による価格競争の激化で厳しい。一方、自宅での菓子作りを趣味とする個人が増えており、個人向け販売事業がグループ収益への寄与度が高くなってきている。今後は、菓子店・弁当店への包装資材販売を拡大しつつ、個人向けの食材販売に注力する方針。
{主要業績指数推移}
| |
売上高 |
経常利益 |
純利益 |
純資産 |
総資産 |
自己資本比率 |
| 2012年 |
33億円 |
1億円 |
0.7億円 |
7億円 |
23億円 |
32.2％ |
| 2011年 |
25億円 |
0.6億円 |
0.2億円 |
7億円 |
22億円 |
32％ |
| 2010年 |
22億円 |
0.4億円 |
0.2億円 |
7億円 |
17億円 |
40％ |
{経営戦略}
「売上高＝前年比10％増」を基本トレンドとしている。主力の菓子包装資材業界は、コンビニスイーツの台頭により菓子店が苦戦していることやインターネット通販による価格競争の激化で厳しいが、自宅での菓子作りを趣味とする個人が増えており、個人向け販売事業がグループ収益への寄与度が高くなってきている。今後は菓子店・弁当店への包装資材販売を拡大しつつ、個人向けの食材販売に注力すると共に、コストの低減、事業の多角化、システムの向上を行いグループ収益を強化する方針。
