不動産仲介事業及び不動産販売事業が一体となった「製販一体型」の事業形態をとっている。不動産仲介事業を行うことによりマーケット地域の特性及び顧客ニーズを把握し、それを反映させた新築一戸建て住宅及びマンションを開発・分譲する不動産販売事業を行っている。施行の一部を除き、事業用地の取得から規格、設計、販売、アフターフォローまで仲介も含めてグループ内で完結できる事業体制となっている。
顧客ターゲットは初めて住宅を購入する一時取得者で、東京都23区、横浜、川崎を中心にエリアを絞って、大手では提供が難しい狭小土地での商品提供を行っている。
{主要業績指数推移}
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売上高 |
経常利益 |
純利益 |
純資産 |
総資産 |
自己資本比率 |
2012年 |
623億円 |
45億円 |
25億円 |
150億円 |
569億円 |
26.4% |
2011年 |
698億円 |
89億円 |
51億円 |
129億円 |
407億円 |
31.8% |
2010年 |
497億円 |
83億円 |
48億円 |
83億円 |
379億円 |
21.9% |
2009年 |
297億円 |
28億円 |
15億円 |
38億円 |
200億円 |
19.1% |
2008年 |
194億円 |
4億円 |
2億円 |
22億円 |
130億円 |
17.1% |
{経営戦略}
大手建売住宅会社は郊外の広い土地で価格競争力を武器とした営業活動を行っている。一方、オープンハウスでは東京23区、横浜、川崎を中心に営業エリアを絞り、大手では提供が難しい狭小土地で商品提供を行っている。
また、マンション業務において、建築法規上長屋とされる集合住宅の一形態であり、一般的な共有部分がない「タウンハウス」という小規模マンション開発で特許を取得している。通常のマンション開発では活かしきれない事業用地のポテンシャルを最大限に発揮した商品を提供することができる。