綜合臨床ホールディングスは、2013年6月6日、歯髄組織・細胞を用いた再生医療研究を行うPREMEDICO社(PM社)と業務提携を結び、再生医療事業に参入すると発表した。 歯髄組織細胞とは、歯の中心にある神経から採取される細胞。外的要因などで遺伝子の損傷が起こりにくいことから、再生医療に理想的な細胞として期待されている。 また、歯髄組織由来の細胞からiPS細胞の樹立に成功。その作製の効率が極めて高いことが確認されており、骨折などの骨修復や、脊髄損傷、歯の治療や顎骨の再生に利用できるという。 綜合臨床ホールディングスとPM社は、細胞の保存や細胞治療技術の開発、再生医療機器製品の開発・製造・販売で提携する。 PM社は2011年9月に設立。2012年度売上高は1600万円、純利益は200万円の赤字となっている。