総務省が2013年8月28日に発表した2013年3月時点の人口統計によると、47都道府県のうち34道府県で日本人の老年人口が25%となった。2012年から1947年~1949年生まれの団塊世代が65歳以上に入り始めていることが主因。2014年までは老年人口の急速な伸びが見込まれている。三菱総合研究所は、生産年齢人口がこのまま減り、労働投入が減少すると、潜在成長率を2012年~2030年度の平均で0.4ポイント押し下げると試算している。 一方、介護では2010年度、特別養護老人ホームの入所申込み者が定員に対し平均3.4倍で施設不足が慢性化している。介護関連の有効求人倍率は1倍後半で高止まり。厚生労働省は介護職員として2025年時点の240万人と2012年比1.6倍の人員が必要と試算している。 {都道府県別人口推移}
  人口(万人)
  12年10月 13年3月
北海道 546 544
青森 135 136
岩手 130 130
宮城 232 230
秋田 106 107
山形 115 114
福島 196 197
茨城 294 294
栃木 199 198
群馬 199 198
埼玉 721 715
千葉 619 613
東京 1323 1275
神奈川 906 892
新潟 234 234
富山 108 108
石川 116 115
福井 79 79
山梨 85 85
長野 213 213
岐阜 206 205
静岡 373 373
愛知 742 727
三重 184 183
滋賀 141 139
京都 262 253
大阪 885 867
兵庫 557 556
奈良 139 139
和歌山 98 101
鳥取 58 58
島根 70 70
岡山 193 192
広島 284 283
山口 143 143
徳島 77 78
香川 98 100
愛媛 141 143
高知 75 75
福岡 508 505
佐賀 84 84
長崎 140 142
熊本 180 181
大分 118 118
宮崎 112 113
鹿児島 169 169
沖縄 140 142
{首都圏・関西圏の老年人口 前年比増加率 (2012年10月時点)}
全国平均 3.5%
埼玉 5.2%
千葉 4.9%
神奈川 4.4%
大阪 4.3%
東京 3.6%
{国別の総人口に占める65歳以上の割合 (2012年)}
日本 24.1%
米国 13.3%
英国 16.4%
中国 9.4%