川崎重工業は100億円を投じて、西神戸工場の敷地内に国内で2カ所目となる半導体製造に使うロボットの工場を新設する。新工場ではクリーンルーム内で半導体ウエハーを運ぶ「クリーンロボット」を増産。稼働時期は2018年3月末までを予定しており、月800台の生産能力を6割増の月1300台に引き上げる。これにより、川重のクリーンロボットの売上高は今年度は過去最高となる見通し。
IoTへの関心の高まりを受け、半導体の需要は拡大するとみて供給体制を整える。
川崎重工 クリーンロボ新工場建設で売上高過去最高へ
項目 | 内容 |
投資金額 | 100億円 |
対象 | 西神戸工場に半導体製造のロボット工場新設 |
生産能力 | 800台/月→1300台/月 |
稼働時期 | 2018年3月末 |