【新規上場】マーキュリア 2016/09/27

マーキュリアインベストメントは、国内外投資家の資金をファンドを通じて運用を行うファンド運用事業と自己資金の運用を行う自己投資事業を展開している。国や地域を越えること、既存ビジネスの枠組みにとらわれずに挑戦することをコンセプトとした投資運用を行っている。

新規上場概要

【主要株主】

事業

 【成長投資戦略】
伝統的な金融業と新たな技術の融合など、既存ビジネスの枠組みにとらわれずに挑戦する事業への投資を行う。着目点としては、マクロ経済の成長に伴い需要の伸びが予想される新しいサービスの展開。社会構造の変化に伴い変化が求められる既存産業における新たなビジネスモデル。モノづくりに関する管理の技術やノウハウなどの日本の優れた特性を活かすことができる分野の海外市場への展開。

【バリュー投資戦略】
理論的な株価より安く取引される事業・資産に投資を行う。グループ会社のネットワークや役職員のネットワークを活用し機会を発掘。ローン債権や不動産などキャッシュ・フローを伴う投資資産を中心に投資を行う。

【バイアウト投資戦略】
企業への株式投資を行い、経営に参画し、事業拡大や再編、構造改革などにより企業価値の向上を目指して投資する。グループ会社のネットワークやリソースも活用し、新たな成長シナリオを描くことで企業価値の向上を図る。

【不動産投資戦略】
地域毎に異なる経済発展レベルや経済環境に照らし合わせた不動産投資によりリスクに見合ったリターンが得られる投資を目指している。中国の北京市にあるオフィスビルへの投資や香港証券取引所に上場しているリートの管理運営などを行っている。

【キャッシュ・フロー投資戦略】
社会インフラ関連や賃貸不動産など安定的なキャッシュ・フロー収入が期待できる資産に対するファンド投資を通じて、キャッシュ・フローをもたらす金融商品として投資家に提供している。

経営戦略

新規運用資産の獲得のため、新規のファンドを立ち上げることで、さらなる運用資産の積み上げを目指す。バイアウト戦略の一つとして事業会社の支援をテーマとしたファンドや、キャッシュ・フロー投資戦略として事業用不動産、リース目的の航空機を投資対象としたファンドの新規設立を予定している。

調達資金使途

今後組成を予定しているファンドへの自己投資資金として、事業用不動産を投資対象とするキャッシュ・フロー投資戦略ファンドへの自己投資資金に、また、リースを目的とした航空機を投資対象とするキャッシュ・フロー投資戦略ファンドへの自己投資資金として充当する。

マーキュリアの業績推移