ルネサスは2016年9月1日、台湾積体電路製造TSMCと、半導体の性能を左右する回路線幅28ナノメートルの最先端マイコンを共同開発すると発表。17年には顧客企業にサンプルを出荷し、受注活動を始める予定で、2020年をメドに量産する計画。マイコンの性能を高めることで、エンジン内部でガソリンの噴射量をきめ細かく調整して燃費を向上できる。また、自動運転分野に活用すれば、歩行者や対向車の情報を素早く正確に収集し、ブレーキなどの判断を下して安全性を高められるという。
現地点より、さらに高性能なマイコンの開発に乗り出し、競合他社を引き離す戦略。
ルネサス 台湾TSMCと最先端次世代マイコン開発
項目 | 内容 |
対象 | TSMCと回路線幅28ナノメートルのマイコン開発 |
量産時期 | 2020年 |