フィットは、徳島県など四国を中心に規格住宅や規格戸建賃貸住宅の建築請負、太陽光発電施設の販売などを展開している。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2016年3月11日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | SBI証券 |
公募・売出 | 107万株 |
オーバーアロットメント | 10万株 |
仮条件 | 1750円~1890円 |
ブック・ビルディング期間 | 2016年2月24日~2016年3月1日 |
公開価格 | 1890円 |
事業
【住宅事業】
徳島県など四国エリアを中心に、規格住宅や規格戸建賃貸住宅の建築請負を行っている。コンパクトな規格住宅「イエテラス」、規格戸建賃貸住宅「フィットセル」、太陽光発電設備を搭載した規格住宅「ソーラーリッチハウス」、太陽光発電設備を搭載した規格戸建賃貸住宅「フィットセルソラリッチ」を販売する。
家のカタチを規格化することにより、打ち合わせの工程を短縮。営業人員の削減。クチコミ紹介や材料のまとめ仕入れにより宣伝コストや材料コストの圧縮など、家を組み立てる作業工程での生産性を向上。この取り組みによってもたらされた利益を販売価格に還元することで、低価格での提供を行っている。
また、土地を持たない顧客がマイホームを購入しようとするとき、通常は希望の土地を探し、土地が決まったら、住宅メーカーを探し、プランを考え、見積もりをとるなど様々な負担が生じている。フィットは1カ所で土地も建物も選べて相談できる「いえとち本舗」を展開。フランチャイズ本部として加盟店に対して、ノウハウや建築資材の共通購入システムを提供している。
【エナジー事業】
主に個人向けの投資商品として、小型太陽光発電施設、不動産賃貸、保有管理などをパッケージにした商品を販売している。また、フィットもメガソーラーやコンパクトソーラー発電設備を保有している。
経営戦略
四国エリア中心から関東エリア及び関西エリアに進出する。全国展開の第1歩として関東エリアでの事業拡大を進め地得る。
また、フィットは再生可能エネルギーの固定買取制度に開始に伴い、太陽光発電設備を搭載し、売電収入で住宅ローンの大幅返済を目指すソーラーリッチハウスを開発することで事業を拡大してきた。今後も、新規事業や新規商品の開発に投資し、事業基盤の確立を図る。
フィットの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2014年 | 70億円 | 10億円 | 7.1億円 | 11億円 | 41億円 | 28.7% |
2013年 | 51億円 | 6.2億円 | 3.7億円 | 4.7億円 | 27億円 | 17.6% |
2012年 | 21億円 | 1.2億円 | 0.7億円 | 0.7億円 | 14億円 | 4.9% |
2011年 | 17億円 | ▲0.5億円 | ▲0.3億円 | ▲0.04億円 | 4.9億円 | ▲0.9% |
2010年 | 8.9億円 | 0億円 | 0億円 | 0.3億円 | 2.8億円 | 10.7% |