サッポロビールが新ジャンルとして販売していた「極ゼロ」をめぐり、自主返納していた酒税115億円の返還を求めていた問題で、国税当局は同社の異議申し立てを棄却。
極ゼロは第三のビールとして発売したが、第三のビールに該当しない可能性があるとして、国税当局から製法に関する問い合わせを受け、販売を中止し酒税を自主返納していた。現在は極ゼロの製法を見直し、第三のビールより税率が高い発泡酒として販売している。

国税側の判断を受け、サッポロは国税不服審判所に審査請求する方向で検討に入るもよう。