総務省は携帯電話の料金を引き下げるための制度見直し案を決めた。端末を他の携帯電話では使えないよう制限する「SIMロック」の解除を2015年度から義務付ける。端末を買い換えずに格安スマートフォン会社に移れる他、海外で自分の端末を使って現地の割安通信を利用することもできるようになる。データ通信をあまり使わない利用者が格安スマートフォンに乗り換え安くする。

一方、契約を2年単位にして契約しにくくする「2年縛り」などの見直しは見送った。また、総務省は2016年頃から始める第4世代携帯から、低利用者向けに低額プランを設けるよう求めた。


携帯電話制度　見直し案

項目 内容
携帯電話 SIMロックの2015年度解除を義務付け
契約の2年縛りは見送り
第4世代携帯から低利用者向け低額プラン義務付け