フリークアウトはインターネット広告の買付をし、配信するインターネット広告取引事業を展開している。主力商品の「FreakOut」は、広告主にとって有望な見込み顧客にターゲティングするため、消費者の行動プロセスに応じて広告配信できる機能を備える。競争力の源泉は、ビッグデーターの解析能力や大規模なデータログの分析能力、迅速に広告主のニーズに対応する実装速度を強化することとしている。開発力の強化とともに優秀なエンジニアの確保を行って行く方針。


新規上場概要

上場予定日 2014年6月24日
1単元株式数 100株
主幹事 野村證券
公募・売出 69万5000株
オーバーアロットメント 10万4200株
仮条件 1910円~2000円
ブック・ビルディング期間 2014年6月5日~2014年6月11日
公開価格 2000円


業績

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2013年 21億円 2.5億円 0.8億円 11億円 15億円 66%
2012年 9.4億円 1.7億円 0.7億円 4.8億円 7.5億円 60.2%


経営戦略

2013年のインターネット広告取引市場は前年比8.1%増の9381億円と広告市場全体の15.7%を占めるまで拡大している。フリークアウトは主力の「FreakOut」の機能と販売強化により収益の拡大を図る。スマートフォンやタブレット端末にも対応した製品を開発し、PCのみからモバイルでの展開を拡大。海外で拡大する市場にも対応し、2012年4月には米国に、2013年10月にはシンガポールに子会社を設立した。