JSR(4185)は、2013年8月6日、製薬会社や大学などで行われる研究開発向けの細胞培養容器を開発・販売するSCIVAライフサイエンス(SLS)と業務提携したと発表した。 SLSは、独自の三次元細胞培養技術を有する企業で、製薬会社や大学などで行われる研究開発向けの細胞培養容器を製品化し、日米を中心に販売している。JSRの出資を含む投資額は数億円とみられ、JSRは既存のSLS製品の販売を行う。 また、細胞培養容器は主にがんの研究分野において活用が進んでいるが、抗がん剤効果の予測用途やiPS細胞など再生医療分野用途への展開が期待できる技術。今後は新たな培養容器やiPS細胞の培養技術などを共同開発する。


SCIVAライフサイエンス(SLS)

 SCIVAライフサイエンス(SLS)
 資本金  5300万円
 人員数  役員5名 従業員5名
 設立  2013年6月3日
 事業内容  三次元細胞培養事業