ハウスドゥは、不動産売買仲介におけるノウハウを提供する全国チェーンのフランチャイズ事業や不動産売買・賃貸の不動産事業、リフォームや住宅建設、保険、住宅ローンのファイナンシャルプランニングなどワンストップで提供する住宅流通事業を展開している。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2015年3月25日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | SMBC日興證券 |
公募・売出 | 18万6100株 |
オーバーアロットメント | 2万7900株 |
仮条件 | 3430~3600円 |
ブック・ビルディング期間 | 2015年3月10日~2015年3月16日 |
公開価格 | 3600円 |
【調達資金使途】
販売用不動産や賃貸用不動産の取得、新規出店などに充当する。
事業
【フランチャイズ事業】
不動産売買仲介におけるノウハウを提供する全国チェーン。不動産市場は今後、人口の減少から新着工戸数の伸びが見込めない中、政府は中古住宅とリフォームの市場規模を2010年の10兆円から2020年に20兆円にする目標を掲げている。中古住宅とリフォーム市場が育つことにより、多くの企業が参入することが予想される。
ハウスドゥのフランチャイズ事業は、本部・直営店の実績に基づいた接客のノウハウや人材教育システムを提供。不動産売買仲介が未経験の企業でも参入できるという。異業種による不動産売買仲介業へ新規参入したフランチャイズ加盟企業の割合は約70%としている。
【不動産事業】
ハウスドゥ自ら不動産を取得し、付加価値を付け、一般顧客や投資家に販売する販売事業と一棟収益マンションや一棟ビル、区分所有マンション、一戸建ての賃貸を行う賃貸事業を展開。所有物件は京都と大阪が中心だが、東京や名古屋の物件取得を進めている。
【住宅流通事業】
不動産売買仲介事業を展開。リフォームや住宅建設、保険、住宅ローンのファイナンシャルプランニングなどの関連事業をワンストップで提供している。
経営戦略
フランチャイズチェーンの中心的旗艦店となる直営店を戦略上の主要産業と位置付け、顧客との接点である営業拠点の拠点となる地方主要都市や関東、首都圏を中心に出店。地域ごとのニーズや不動産情報、市場動向などの情報を蓄積。リフォーム事業や住宅建設など各事業の強化を図る。
新規出店は年間2~3店舗のペースを計画している。
業績推移
【連結】
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2013年 | 133億円 | 2億円 | 1.5億円 | 5.8億円 | 62億円 | 9.4% |
2012年 | 82億円 | 1.1億円 | 0.8億円 | 4.3億円 | 66億円 | ▲0.7% |
【提出会社】
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2013年 | 119億円 | 0.9億円 | 0.5億円 | 6.3億円 | 62億円 | 10.2% |
2012年 | 66億円 | 0.3億円 | 0.1億円 | 1億円 | 31億円 | 3.4% |
2011年 | 30億円 | ▲0.03億円 | ▲0.2億円 | 0.7億円 | 18億円 | 3.9% |
2010年 | 2.9億円 | ▲0.4億円 | ▲0.07億円 | 0.9億円 | 5.8億円 | 15.5% |
2009年 | 3.4億円 | 0.03億円 | ▲0.01億円 | 0.2億円 | 1.3億円 | 17.4% |
※2010年は決算月12月→6月への変更に伴い6ヶ月決算