KeePer技研は全国のガソリンスタンドを中心としたカーアフターマーケットにおいて、塗装を磨き、削ることなく塗装本来の艶を引き出し、紫外線や酸性雨、走行中の摩擦など外的攻撃から塗装を守るためのカーコーティング事業を展開。
KeePer技研の技術研修を全国10ヶ所のトレーニングセンターで受講し、KeePerブランドの製品を販売できる認定を受けた店舗向けに、カーコーティング用ケミカル製品をはじめとした道具や機器類の開発・製造、販売を行っている。また、直営店で一般消費者向けにカーコーティングを直接提供する事業も展開している。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2015年2月12日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 東海東京証券 |
公募・売出 | 80万株 |
オーバーアロットメント | 12万株 |
仮条件決定 | 2000~2120円 |
ブック・ビルディング期間 | 2015年1月26日~2016年1月30日 |
公開価格決定日 | 2120円 |
経営環境
ガソリンスタンドが属するカーアフターマーケット業界は、地球温暖化対策に伴う低燃費車普及の流れの中で、化石燃料販売減少による減退が懸念される。一方、カーコーティングビジネスは自動車が存在し続ける限り継続可能な事業と考えられ、来店頻度が高いガソリンスタンドはその需要を引き受ける有力なチャンネルと考えられる。
ガソリンスタンドはカーコーティングビジネスを採用することで油外収益で経営的な補完を果たす店舗も出現。燃料マージンが低くなっても競争力を維持する事で、ビジネスパートナーであるガソリンスタンドも勝ち残っていく見通し。
業績
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2014年 | 52億円 | 4.5億円 | 2.6億円 | 8.4億円 | 31億円 | 27.2% |
2013年 | 44億円 | 3億円 | 1.7億円 | 5.5億円 | 30億円 | 18.6% |
2012年 | 36億円 | 1.9億円 | 0.2億円 | 3.9億円 | 25億円 | 15.3% |
2011年 | 29億円 | 1億円 | 0.4億円 | 3.8億円 | 22億円 | 17.7% |
2010年 | 27億円 | 0.7億円 | 0.3億円 | 3.6億円 | 21億円 | 16.5% |